職業訓練でWebマーケティングは学べる|教育訓練給付制度についても詳しく解説
職業訓練を検討している人の中には、Webマーケティングを身につけたいと考える人もいるでしょう。
Webマーケティングを身につけると、Web上から商品やサービスが売れる仕組みを作れます。
しかし、未経験から学習して身につけられるか不安を感じる人も少なくありません。
そこで本記事では、職業訓練や教育訓練給付制度を利用してWebマーケティングを学習する方法を解説します。
記事を読むと、Webマーケティングに向いている人・向いていない人の特徴までわかるので、ぜひ参考にしてください。
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目次
職業訓練でWebマーケティングは学べる
職業訓練には、Webマーケティングを習得できるコースが豊富にあります。
職業訓練でWebマーケティングを習得するために、以下の4つの項目を見ていきましょう。
- 職業訓練とはハローワークで実施している就職支援サービス
- 「求職者支援訓練」にWebマーケティングの講座は豊富にある
- 求職者支援訓練に申し込む条件
- 求職者支援訓練に申し込む手順
申込条件や申込手順まで、詳しく解説していきます。
職業訓練とはハローワークで実施している就職支援サービス
職業訓練とは、条件を満たすとハローワークで申し込みできる公的な就職支援サービスのことです。
訓練には2種類があります。具体的には、以下の表をご覧ください。
職業訓練の種類 | 訓練期間 | 1日の授業時間 | 選考試験 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
公共職業訓練 | 3カ月〜2年 | 約3〜6時間 | 筆記試験と面接 | 失業保険の受給資格が必要 |
求職者支援訓練 | 3カ月〜6カ月 | 約6時間 | 原則、面接のみ | 失業保険の受給資格は必要ない |
職業訓練では、就職に必要な知識や専門スキルを原則無料(教材費は自己負担)で習得できます。
さまざまなコースがあるので、気になる方は「職業訓練おすすめコース12選を一覧で紹介|公共職業訓練・求職者支援訓練」もあわせてご覧ください。
「求職者支援訓練」にWebマーケティングの講座は豊富にある
職業訓練でWebマーケティングを受講するなら、求職者支援訓練がおすすめです。
求職者支援訓練には、Webマーケティングに関連したコースが豊富にあります。
参考:ハローワークインターネットサービス – 職業訓練検索・一覧
ちなみに求職者支援訓練校の「ジョブトレ」なら、自宅からオンラインの講座でWebマーケティングを学習できます。
また、「国家資格を持つキャリアコンサルタントへの相談」や「スキルについての対面相談」なども利用できるので、就職活動や訓練についてのサポートも充実しています。
「ジョブトレ」についてより詳しく知りたい方は、以下のリンクからLINEに登録して「無料講座」を試してみてください。
求職者支援訓練に申し込む条件
求職者支援訓練に申し込む条件は、以下のとおりです。
- ハローワークに求職申込をしていること
- 雇用保険の被保険者ではないこと
- 労働する意思と能力があること
- ハローワークから受講が認められていること
また、「一定以下の収入で正社員を目指すパートの方」や「フリーランスの方」も受講できる場合があります。
条件についてより詳しい内容は「職業訓練の条件を解説|給付金の審査やコース一覧まで紹介」でまとめています。
給付金についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
求職者支援訓練に申し込む手順
求職者支援訓練に申し込む手順は、以下のとおりです。
- ハローワークで求職申込をする
- ハローワークで職業相談をする
- 受講申込書を作成・提出する
- 職業訓練の選考試験を受ける
- 職業訓練の合否を確認する
- 合格後、ハローワークで就職支援計画書の交付を受ける
申込方法についてより詳しい内容は「職業訓練の申し込みの流れ8STEP|申込書の書き方や必要なものも解説」で解説しています。
申込書の書き方や面接のポイントについて知りたい方は、あわせてご覧ください。
職業訓練でWebマーケティングの選択はやめるべきか?
Webマーケティングは、成果が収入に結びついたり、クライアントの悩みを解決できる達成感が得られたりとやりがいのある仕事です。
しかし、職業訓練を受講している人の中には、憧れだけで選択してしまい、ミスマッチを感じる人もいるようです。
受講したあとのミスマッチを防ぐためにも、以下の3つの項目を詳しく解説していきます。
- Webマーケティングを使った具体的な仕事内容
- Webマーケティングに向いている人の特徴
- Webマーケティングに向いていない人の特徴
Webマーケティングが自分に合っているか確認するために、順番に見ていきましょう。
Webマーケティングを使った具体的な仕事内容
Webマーケティングとは、Web上から商品やサービスが売れる仕組みを作る仕事です。
具体的な仕事内容の例は、以下のとおりになります。
- Webサイトを利用するユーザーの傾向や流れの分析
- 商品やサービスを売るための導線の構築
- Webサイトに集客する広告の立案
- リピーター獲得のための戦略の設計
- SNS運用による集客
Web上から商品やサービスを売るためには「集客方法に問題はないか」「商品やサービス購入までにサイトから離脱されていないか」といった改善点を洗い出すことが必要です。
そのため、Webマーケティングでは、マーケティングの知識だけではなく、データ分析やWebに関する知識も求められます。
SNS運用など華やかな印象がある一方で、正解のない泥臭い試行錯誤も求められる仕事です。
Webマーケティングに向いている人の特徴
Webマーケティングでは、分析をもとに戦略や施策を導くことが必要です。
そのため、向いている人には、以下の特徴があります。
- 新しいアイディアを考えることが好き
- 数字のデータ分析を苦痛に感じない
- コミュニケーションを大切にしている
- 地道に試行錯誤を繰り返しできる
Web上の集客の課題や商品・サービスを売る施策は、クライアントごとに異なります。
絶対の正解がないため、新しいアイディアを考えてはデータを分析し、地道に試行錯誤を繰り返すことが必要です。
また、コミュニケーションをとってクライアントの課題を把握しなくては、Webマーケティングは成り立ちません。
分析したデータを元に周囲とコミュニケーションをとりながら、根気よく試行錯誤できる人に向いているといえるでしょう。
Webマーケティングに向いていない人の特徴
Webマーケティングに向いていない人には、以下の特徴があります。
- 常に学ぶ姿勢がない
- 大量の数字に抵抗がある
- 感情で行動しやすい
- 人と関わらない仕事を希望している
- PC操作に苦手意識がある
Webマーケティングの手法は、時代や技術の変化にともなって変化していきます。
新しいことを学ばずに同じ手法にこだわっていると、取り残される可能性が高いでしょう。
また、クライアントの悩みを解決するためには、コミュニケーションで問題を把握して、日々のデータから分析する必要があります。
そのため、数字やPCが苦手で、1人で黙々と同じ作業を繰り返すことが得意な人には、Webマーケティングは向いていないと言えます。
Webマーケティング以外におすすめのeラーニング型の職業訓練
Webマーケティング以外に、おすすめのeラーニング型の職業訓練は、以下のとおりです。
- Webデザイン
- プログラミング
- 事務・経理
- 動画クリエイター
- 医療事務
- 宅地建物取引士
eラーニング型の職業訓練については「オンライン(eラーニング)の職業訓練|授業内容と面接対策を紹介」で詳しくまとめています。
授業方法や選考に受かるコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
Webマーケティングは教育訓練給付制度でも学べる
Webマーケティングは、教育訓練給付制度でも学習できます。
教育訓練給付制度について、以下の3つの項目を見ていきましょう。
- 教育訓練給付制度とは学費の一部が給付される制度
- 教育訓練給付制度の対象講座を探す方法
- 教育訓練給付制度に申し込む手順
離職者だけでなく、在職中の方も利用できる制度なので、詳しく解説していきます。
教育訓練給付制度とは学費の一部が給付される制度
教育訓練給付制度とは、厚生労働大臣が指定した教育訓練を修了したときに、受講費用の一部が給付金として支給される制度のことです。
給付金の対象となる訓練は、以下の3種類になります。
訓練の種類 | 支給される給付金の内容 |
---|---|
専門実践教育訓練 | 6カ月ごとに受講費用の50%(年間上限40万円) |
特定一般教育訓練 | 訓練修了後に受講費用の40%(上限20万円) |
一般教育訓練 | 訓練修了後に受講費用の20%(上限10万円) |
Webマーケティングの講座は、専門実践訓練と一般教育訓練の対象です。
教育訓練給付制度を利用する条件については、以下の画像を参考にしてください。
自分が給付の対象か判断できないときは、管轄のハローワークに確認しましょう。
教育訓練給付制度の対象講座を探す方法
教育訓練給付制度の対象講座は「教育訓練給付制度 検索システム|厚生労働省」から検索できます。
講座情報は、分野・資格名・スクール名などから検索可能です。
また、「女性の受給者が多い講座」や「託児所がある講座」といった条件も指定できます。
直近で追加された講座については「教育訓練給付制度|厚生労働省」で随時公表されます。
教育訓練給付制度に申し込む手順
教育訓練給付制度に申し込む手順は、受講する訓練によって異なります。
申し込みまでの流れについては、以下の画像を参考にしてください。
出典:教育訓練給付制度のご案内
専門実践教育訓練と特定一般教育訓練においては、ハローワークでキャリアコンサルティングをうけて、ジョブカードを発行する必要があります。
また、受講開始日の1カ月前までに「ジョブカード」と「教育訓練給付金及び教育訓練支援給付金受給資格確認票」を管轄のハローワークに提出しなくてはなりません。
各訓練の申込方法についての詳細は、以下のリンクをあわせてご覧ください。
参考:専門実践教育訓練給付金・教育訓練支援給付金の御案内
参考:特定一般教育訓練給付金の御案内
参考:一般教育訓練給付金の御案内
FAQよくある質問
eラーニング型の職業訓練でも給付金は受給できる?
eラーニング型の職業訓練でも、一般の職業訓練と同様に条件を満たすと給付金を受給できます。
受給できる給付金の例は、以下のとおりです。
- 受講手当
- 通所手当
- 寄宿手当
- 訓練延長給付金
- 職業訓練受講給付金
職業訓練の受講中にもらえる給付金については「失業保険をもらいながら職業訓練を受ける条件|訓練の種類や手当についても詳しく解説」で詳しくまとめています。
eラーニング型の職業訓練でも失業保険は受給できる?
e-ラーニング型の職業訓練でも、条件を満たすと失業保険を受給できます。
失業保険の手続き方法について詳しくは「失業保険の手続きをわかりやすく解説|受給条件や手当の計算方法まで紹介」をご覧ください。
Webマーケティングに関係する仕事の年収はどれくらい?
Webマーケティングに関係する仕事の平均年収は、正社員で約490万円です。
参考:求人ボックス
日本の平均年収が約460万円となるので、比較すると高い傾向にあるといえます。
参考:平均給与|国税庁
ただし、あくまで平均値であるため、勤務先や経験・地域によって異なる点は考慮しておきましょう。
どの職種にも共通することですが、高い年収を得るためにはコツコツ努力を重ねることが必要です。
Webマーケティングは独学でも身につけられる?
Webマーケティングは、独学でも身につけることは可能です。
独学する方法には、以下のようなものがあります。
- 読書から学ぶ
- Webで情報収集する
- 無料の動画学習サービスを利用する
独学には、学習費用を抑えたり、自分のペースで学習できたりするメリットがあります。
しかし、その一方で、間違った情報を学習してしまったり、わからない部分を解決できなかったりするデメリットも考えられます。
職業訓練なら、受講料無料(教材費は自己負担)で専門の講師から正しい知識が学べます。
受講する条件を満たしているなら、独学で遠回りしないように、職業訓練の受講も検討してみましょう。
職業訓練のWebマーケティングについては「職業訓練でWebマーケティングは学べる」をご覧ください。
さいごに
本記事では、職業訓練でWebマーケティングを学習する方法について解説してきました。
職業訓練でWebマーケティングを学ぶなら、受講できるコースが豊富にある「求職者支援訓練」がおすすめです。
求職者支援訓練には、オンラインで受講できるコース(eラーニング型)もあるため、育児や介護をおこなっている方でも受講しやすい特徴があります。
ちなみに「ジョブトレ」もeラーニング型の求職者支援訓練校です。
「ジョブトレ」では、広報担当者養成科や事務担当者養成科でWebマーケティングの習得が目指せます。
また、「就活個別相談」や「キャリアコンサルティング」も利用できるので、充実した就職サポートも利用できる環境です。
気になる方は、以下のリンクからLINEに登録して「受講診断」を試してみてくださいね。
一覧へ戻る監修者
平原正浩
ワークキャリア株式会社 求職者支援訓練 本部運営チームリーダー
ワークキャリア株式会社の本部にて、職業訓練校「ジョブトレ」の運営業務全般を統括する。主な業務は訓練制度の把握や訓練運営体制の整備、開校申請など。
ライター
いしい ゆうすけ
Webライター
ワークキャリア株式会社の求職者支援訓練事業「ジョブトレ」にて、SEOメディアの執筆を担当。過去に販売職から営業職への転職経験あり。自分自身が悩みながら行動した経験をもとに、読者の問題解決につながる記事を目指して執筆している。