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職業訓練を受けるにはどうしたらいい?|職業訓練校が解説します

職業訓練は、再就職やスキルアップに活かせる技術を学ぶための公的な制度です。

「職業訓練の存在は知っているけど、受けるにはどうしたらいいか」「職業訓練ではどんなことが学べるのか知りたい」と考えている方も多いはず。

この記事では職業訓練の概要と受講条件、申し込みの流れ、実際に受講した方の事例を紹介します。

職業訓練について知りたい方、受講を検討している方はぜひ参考にしてください!

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職業訓練とは、再就職・スキルアップのための制度

職業訓練とは、厚生労働省による再就職・スキルアップのための制度です。
希望する仕事に就くために必要なスキルや知識を無料(※)で学ぶことができます。
※在職者、学卒者向けの訓練は有料の場合あり

職業訓練はハローワークからの紹介で受けられるものです。
訓練の期間は2日から2年まで幅があり、訓練によって違います。

条件によっては受講手当を受け取れる場合もありますよ。
受講手当について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
参考:職業支援・給付金などについて知る|ハロトレ特設サイト|厚生労働省

職業訓練を受けるために必要な条件

無料で職業訓練を受けるために必要な条件をお伝えしますね。
いずれか1つに当てはまっていれば、無料で受けられる可能性があります。

  • 離職中(雇用保険を受給している)
  • 障害(身体・知的・精神)がある
  • 雇用保険に加入していない
    • 雇用保険の対象にならない働き方をしていた
    • 長年働いていなかった
    • 雇用保険を受給する条件を満たさずに退職した など

簡単にお伝えすると、現在働いていないが再就職の意思がある人、もしくは再就職の意思がある障害者(身体・知的・精神)が無料で職業訓練を受けられる可能性があります。

中小企業の一部の技術職は、在職中(会社で働いている最中)でも有料で訓練を受けることができます。
しかしそれ以外の会社に勤める方(雇用保険に加入している方)は、在職中は訓練を受講できません

ただし雇用保険に加入しない働き方をしている方は、今の仕事を続けながら職業訓練を無料で受けられる場合があります。
詳しくは下記をチェックしてみてくださいね。
参考:求職者支援制度のご案内 |厚生労働省

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職業訓練の種類

続いて、職業訓練の種類をご紹介します。

職業訓練は大きく分けて「公共職業訓練」「求職者支援訓練」の2種類があります。
それぞれについて簡単にご説明しますね。

公共職業訓練
求職者支援訓練
  • 訓練期間:2日~2年
  • 対象者:雇用保険に加入している方・雇用保険(失業保険)を受給している方(技術者、障害者などを含む)
  • 学べる内容:幅広い
  • 訓練期間:2~6か月
  • 対象者:雇用保険に加入していない方・雇用保険を受給していない方
  • 学べる内容:幅広い

公共職業訓練

公共職業訓練は、主に雇用保険を受給している方が受けられる訓練です。

主に以下の方が訓練を受けられます。

  • 以前働いていた会社を辞め、雇用保険(失業保険)を受給している方
  • 会社で働く技術者
  • 高校を卒業して特定の技術を身につけようとする方
  • 障害者で就職のために知識と技術を身につけたい方

訓練内容は以下のようなものがあります。

  • パソコン
  • 簿記
  • Webデザイン
  • 医療事務
  • 介護サービス
  • 電気設備
  • 自動車工学
  • 建築      など

訓練の期間は2日〜2年まであり、受講方法は施設に通う通所型と自宅でパソコンなどを使って受けるオンライン型の2種類があります。

求職者支援訓練

求職者支援訓練は、主に雇用保険を受給していない方が受けられる訓練です。

主に以下の方が訓練を受けられます。

  • 雇用保険の対象にならない働き方をしていた方
  • 長年働いていなかった方
  • 雇用保険を受給する条件を満たさずに退職した方

訓練内容は以下のようなものがあります。

  • パソコン
  • 簿記
  • Webデザイン
  • 事務
  • 介護サービス
  • プログラミング
  • ネイリスト
  • エステ
  • スポーツインストラクター  など

訓練の期間は2~6カ月まであり、受講方法は施設に通う通所型と自宅でパソコンなどを使って受けるオンライン型の、大きく分けて2種類があります。

株式会社ワークキャリアが運営するジョブトレでは、オンラインでWebデザイン、広報、事務の訓練を受けることができますよ。

職業訓練に申し込む流れ

職業訓練に申し込むときの流れを8ステップでご紹介します。

  1. 希望の職業・職種を明確にする
  2. 受講したいコースを探す
  3. ハローワークで求職の申し込みをする
  4. ハローワークの窓口で職業相談をする
  5. 受講申込書を作成・提出する
  6. 職業訓練校の選考試験(筆記や面接)を受ける
  7. 職業訓練校から合否連絡が来る
  8. 合格後、ハローワークで就職支援計画書の交付を受ける

詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
職業訓練の申し込みの流れ8STEP|申込書の書き方や必要なものも解説 | ジョブトレ

職業訓練を受けるメリット・デメリット

職業訓練校を運営している株式会社ワークキャリアが、受講生と接する中で感じる「職業訓練を受けるメリットとデメリット」を簡単にお伝えします。

メリット

  • 無料でスキルアップできる
  • 給付金がもらえる
  • 再就職のための就職支援を受けられる(紹介・面接対策)
  • 失業給付を早めに受け取れることがある
  • 失業給付金を延長給付されることがある
  • ともに学ぶ仲間ができる

まとめると、お金を受け取りながら知識と技術を学べて、就職支援も受けられるのがメリットです。
また訓練は長期にわたることも多いので、ともに学ぶ仲間ができて励ましあえるのもメリットの1つとして挙げています。

デメリット

  • 希望どおり受講できない可能性がある
  • 無職期間ができる(失業期間が長くなる)
  • クラスの人の雰囲気が合わないと辛い
  • 忙しくなる
  • 授業が難しい場合もある
  • 受講後も進路調査が入る
  • コース内容や講師のレベルに差がある
  • 実務経験にはならない

ともに学ぶ仲間がいることがデメリットになる可能性もあります。
また学校と同じように忙しかったり、内容によっては難しかったりもするので、勉強が苦手な人にとっては受講が苦痛に感じるかもしれません。

こんな人が受講しています

株式会社ワークキャリアが運営するジョブトレを実際に受講した方をご紹介します。

事務担当者養成科を受講したN.Kさん

以前は税理士事務所の申告書作成をしていたN.Kさん。
職業訓練受講後は、正社員としてオンライン経理アシスタントをしています。

自身の頑張りが給与に反映されないことが気になり前職を退職しましたが、今は評価に応じて給与が上がる企業に再就職できたので、充実した日々を送っているそうです。

N.Kさんのインタビュー記事:前職を活かして在宅経理にステップアップ!事務担当者養成科【卒業生インタビュー】 | ジョブトレ

Webデザイナー養成科を受講したT.Kさん

ホテル業界の事務を離職後、専業主婦をしていたT.Kさんは、職業訓練受講後に住宅リフォーム会社に事務職として就職しました。

「2人のお子さんの育児・家事と両立して訓練を受講したあと、興味があるWebデザインにも携われそうな会社で事務職になれた!」と満足そうです。

T.Kさんのインタビュー記事:「事務員だけどWebもできる」は強み!Webデザイナー養成科【卒業生インタビュー】 | ジョブトレ | eラーニングの職業訓練校

広報担当者養成科を受講したY.Sさん

看護師からホール施設の運営・管理をする仕事に転職したY.Sさん。
広報職での就職を目指して訓練を受講しましたが、最終的には受講中に興味を持った企画の仕事に関連する施設に転職しました。

異業種への転職は難しさもあったそうですが、受講中に見つけた自身の強みをアピールして、スムーズに再就職できたそうです。

Y.Sさんのインタビュー記事:異業種に転職して活躍中!広報担当者養成科【卒業生インタビュー】 | ジョブトレ

さいごに

職業訓練について、訓練を受けるための条件、流れ、実例をご紹介しました。

以下の方は職業訓練を受講できる可能性があります。

  • 離職中(雇用保険を受給している)
  • 障害(身体・知的・精神)がある
  • 雇用保険に加入していない

この記事では職業訓練について概要をご紹介したため、詳しい内容や細かい条件はお伝えできていないこともあります。

受講を検討している方は、ぜひ一度お近くのハローワークで相談してみてくださいね。

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監修者

平原正浩

平原正浩

ワークキャリア株式会社 求職者支援訓練 本部運営チームリーダー

ワークキャリア株式会社の本部にて、職業訓練校「ジョブトレ」の運営業務全般を統括する。主な業務は訓練制度の把握や訓練運営体制の整備、開校申請など。

ライター

佐久間栞

佐久間栞

ジョブトレ公式ブログライター

ワークキャリア株式会社の求職者支援訓練事業「ジョブトレ」にてSEO記事・インタビュー記事の執筆、選考試験面接官を担当。編集プロダクションへの従事経験を活かし、"検索結果の中で1番わかりやすい記事"を目指して執筆している。

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