「事務員だけどWebもできる」は強み!Webデザイナー養成科【卒業生インタビュー】
eラーニング型職業訓練校「ジョブトレ」では実践的なWebデザインが学べる「Webデザイナー養成科」を開講中です。
今回は、4月に開講されたWebデザイナーコースの卒業生T.Kさんに受講中の様子や現在の仕事についてお話をうかがいました。
目次
Webデザイナー養成科の卒業生で2児の母T.Kさん
- 修了したコース:Webデザイナーコース(ジョブトレ静岡校)
- 受講時期:2023年4月
- 家族構成:夫・子供2人(夫さんは単身海外赴任中)
- 就職先:住宅リフォーム会社の事務
- 前職:事務・ホテル業界
Webに関連するスキルを付けたくて受講
――まず、ジョブトレを受講したきっかけを教えてください。
新型コロナウイルスが流行し始めたころからWeb系のスキルを身に着けたいと思っていて、ジョブトレ受講前に民間のプログラミングスクールを受講したことがありました。
その頃は海外に住んでいたので、オンラインで受講できるプログラミングスクールを選んだのですが、色々あって途中で退会してしまったんです。
ただ、日本に帰ってからも「Web系のスキルを身につけたい」という気持ちは続いていて、ちょうどそのとき、ハローワークの職業訓練校でWebデザイナー養成科があると知ったので受講しました。
――他の職業訓練ではなく、ジョブトレを選んだ理由はなんですか?
eラーニングで受けられるからです。
田舎に住んでいるので自宅から通える範囲に職業訓練校がなくて、必然的にeラーニングで受けられるジョブトレを選びました。
ジョブトレのeラーニングはすべて自宅で完結しますし、動画教材なので分からないところは繰り返し視聴できたのも良かったです。
講師の方の手元の様子がリアルに分かるので、オンラインではあるものの講師と一緒に作業しているように学習できるのはメリットに感じました。
Web系の仕事を浅く広く学べるところが良かった
――以前プログラミングスクールを受講されていたとのことですが、ジョブトレとの違いはありましたか?
私が受講していたプログラミングスクールでは、テキストを見ながらコードを書いてホームページの作り方を学ぶものでした。
Web制作に関して専門的に掘り下げて技術を学ぶ感じです。
一方ジョブトレは、Web系の仕事についての内容が網羅的にカリキュラムに含まれていて、一つひとつは表面をサラッと撫でる程度なのですが、その分広い知識が得られました。
Web系の仕事未経験の人にはすごく良いスタートだと思いました。
浅く広く学習することで、Webの仕事のなかでもとくに深掘りしたいスキルが見つかったり、楽しく感じる分野を見つけられたりできるので。
――ちなみに、T.Kさんは興味のある分野は見つかりましたか?
そうですね、ノーコードサイト制作や「CMS*」の勉強は楽しくできました。
簡単にホームページを作りたいと思っていたので「ペライチ」だったり「WordPress」だったりを学ぶユニットはおもしろかったです。
あとは前からデザインをやってみたかったので、デザインや画像の加工などは楽しかったですね。
反対にjQuery(サイト制作に使う言語の一種)などは、自分には難しいと感じたので優先度を下げて学習していました。
(*CMS:ホームページを作成・更新するシステムのこと)
現在はWebの仕事もできる事務職として活躍中!
――今のお仕事を選んだ理由を教えてください。
今の仕事の募集要項を見たとき、募集は事務だったのですが、仕事内容はホームページに関するもので、Webデザインの仕事もできそうだと思って応募しました。
同じ会社の別の求人でWebデザイナーも募集がかかっていたので「事務で入ってWebデザインもしちゃえばいいじゃん」と思って。
実は最初は自分がどんな仕事がしたいかや、何をしたらいいかが分からなかったんです。
キャリアコンサルタントとの面談で自分を振り返りながら「あれは嫌、これは嫌」というのを相談していくうちに、裁量権の大きな仕事がしたいという方向性が見えてきました。
過去の仕事では、私からすると過剰なサービスに感じるようなことを求められたり、毎日決まった業務をルーティーンでこなすだけだったりして、自己肯定感が下がることがあったんですよね。
――現在は住宅リフォーム会社の事務職として就職されたそうですが、どのような業務を担当していますか?
いわゆる一般的な事務の仕事とあわせて、毎日ブログ記事を書く仕事をしています。
会社のホームページにブログ記事をアップするのですが、ブログ用の画像を用意する必要もあり、訓練で習ったことを活かして写真の加工などもしています。
IllustratorやPhotoshopでの加工だとキレイにできる反面時間がかかってしまうので、Canvaを使用してサクッと作成してますね。
Canvaもジョブトレを受けるまでは使ったことがなかったので、学んだことが活かされていると感じます。
――今後やってみたい業務はありますか?
ジョブトレではWebマーケティングについても学んだのですが、会社が結構Web広告に力を入れているので、戦略的な部分も提案してみたいと思っています。
あとは、今後SNSの活用についても提案していこうかなと思っています。
InstagramやTwitterなど、それぞれのSNSが持つ強みなども勉強したので、効果的に使えると良いのかなと思って。
今の会社の選考時に、会社の方に職業訓練校で学んでいる内容もアピールしたんです。
すると結構興味を持ってもらえて、マーケティングの分野でも力になって欲しいと声をかけてもらえました。
講師がWeb業界の良い面と悪い面を教えてくれた
――ジョブトレを受けた中で印象に残っていることはありますか?
そうですね、職業人講話での代表の山口さんの話が印象に残っています。
個人的に、山口さんの考え方が私は好きだなと思っていて。
職業人講話ではWeb業界の良い面と悪い面をリアルに話してもらいました。
Web系の仕事への憧れだけでは難しいことを教えてもらったうえで、いろんな働き方を提示してもらえたのが印象的でした。
「Webデザイナー養成科に入ったからにはWebデザイナーにならなきゃいけない」っていうプレッシャーというか、圧力を感じる人もいると思うのですが、私みたいに「事務員だけどWebのこともできるよ」っていうのを強みにして就職するのも良いんじゃないかと思います。
――担当講師の対応はどうでしたか?
週1回の対面指導を担当してくれた長濱さんは、すごく話しやすい雰囲気の方でした。
場を和やかにしてくれて、対面指導中も温かい雰囲気で過ごせたかなと思っています。
びっくりなんですけど、実は長濱さんと私は地元と年齢が同じだったんですよ。
そこで親近感が湧いたのもありました。
対面指導中に受講生からの質問対応をしてくれたり、対面指導の時間で収まらなかったときにはチャットで対応してくれたりと、とても親身になってくださった印象です。
受講中はジョブトレに集中したくて宅配サービスを利用
――家事育児と訓練の両立には、どのような工夫をしていましたか?
主婦なので、学生と違って時間を勉強だけに使うわけにはいかなくて、ジョブトレ受講中の2カ月間は料理をしないと決めていました。
いつもは結構料理が好きで時間をかけて下ごしらえをするんですが、2カ月間はスキルアップに集中しようと思い、買い物も一切せず全部宅配サービスを利用してましたね。
訓練で定められている学習時間はあくまでも修了に必要な最低の学習時間で、スキル習得のためにホームページを作ったりして実践していると、思った以上に学習に時間がかかりました。
ジョブトレは“自分の人生をデザイン”できる講座
――受講を迷っている人にジョブトレを紹介するならどんなことを伝えたいですか?
ジョブトレのWebデザイナー養成科は、初心者でも幅広いWebデザインやITに関する知識・スキルをオンライン完結で身につけられます。
学習を進めながら、自分に合った働き方や伸ばしたいスキルを模索していくスタイルです。
みんなで一つの正解を目指すのではなく、自分の人生をデザインしていける講座だと思います。
講師陣も受講生一人ひとりに寄り添って伴走してくれますよ。
――どんな人におすすめだと思いますか?
私のように長く専業主婦をやっていたりなど、社会から離れている期間がある中で再就職を目指している人におすすめしたいです。
テクノロジーは日進月歩で社会の移り変わりが早い中で、あっという間に若い世代に取って代わられる危機感を感じることがあると思います。
そんな中でも、何をしたらいいか分からず不安を感じている子育て世代の友人も多く見てきました。
ジョブトレで新しいWebのスキルを習得すれば、可能性が広がると思います。
T.Kさんが受講したWebデザイナー養成科は受講生を募集中
T.Kさんが受講したWebデザイナー養成科は受講生を募集中です。
以下の診断テストで自分が受講できるかどうかを確認してみてください!
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天野こな美
ジョブトレ公式ブログ編集長
ワークキャリア株式会社の求職者支援訓練事業「ジョブトレ」にてSEOメディアの編集・ディレクションを担当。約5年間の事務職経験を活かし、ジョブトレでは現役講師として100人以上の受講生のスキル習得・就職支援に従事。その他、求職者支援訓練の教材制作・コースの企画運営にも携わる。