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キャリア面談がターニングポイントに!広報担当者養成科【卒業生インタビュー】

eラーニング型求職者支援訓練「ジョブトレ」では、Webスキルや広告などの広報の専門知識が学べる広報担当者養成科を開講中です。

今回は、ジョブトレ大阪校の広報担当者養成科の卒業生でコミュニティサポーターとして就職したY.Nさんに、就活中の悩みやお仕事への想いをうかがいました!

受講できるか診断

インキュベーション施設のコミュニティサポーターに就職したY.Nさん

ジョブトレ卒業生Y.Nさんの仕事風景
Y.Nさんの仕事風景

▼Y.Nさんのプロフィール

受講コース:広報担当者養成科コース
居住地:愛知県
現在のお仕事:受付事務兼コミュニティサポーター(契約社員)
前職:アパレル系管理職、ネイルサロン経営など
家族構成:夫婦2人と猫3匹

Q. はじめに、現在のお仕事について教えてください。

ジョブトレ卒業後、愛知県内の起業家をサポートするインキュベーション施設のコミュニティサポーターとして働き始めました。

2023年11月に入社したばかりで、現在は週4回、1日4時間ほど勤務しています。

閉校になった小学校を活用した施設なので、とてもユニークな職場ですよ!

Q. 具体的にはどんな業務を担当していますか?

現在の仕事内容は、受付事務です。

主な業務はご利用者さまの手続きやレンタルスペースの予約管理で、ときには企業さまのイベントのお手伝いをすることもあります。

起業家の方はもちろん、学生さん、誰もが知っている大企業の方など、さまざまな方とお話する機会が多いですね。

スタートアップの会社が多く、おもしろい場面に立ち会えるので日々ワクワクしています!

今後は、ご利用者さまのお顔とお名前を覚えて、コミュニティマネージャーのように人と人をつなぐ役割を目指していきます。

就活での模索を経て自分にぴったりの職場に出会う

Y.Nさんの職場で行われたイベント風景
Y.Nさんの職場で行われたイベント風景

Q. どのような理由で現在のお仕事を選んだのですか?

コミュニティサポーターの仕事は、私がやりたいこととまさに合致したからです。

私は将来、地元の市でシェアオフィスのような施設を開業したいなと考えています。

そんなときに今働いている施設の求人をみつけて、「ここだ!」と直感しました。

さらに、開業準備をしながら週4日で働くことができて、副業OKという勤務条件がぴったりでした。

Q. お仕事はすぐに見つかりましたか?

希望に合う仕事を見つけるのはとても大変でした。

現在の職場に出会ったきっかけは、ジョブトレの職業人講話で就職先の見つけ方を紹介していただいたことです。

先生は「検索窓に自分が使えるスキルを入れると、違う視点で見れるかもしれない」と教えてくださいました。

さっそく自分が持っているスキルの「Canva」で調べてみたら、現在の就職先が出てきました。

それまではいくら探しても希望に合う求人が出てこなかったので、とてもうれしかったです。

闇雲に探すだけでなく、検索の仕方を知るのも大事なことですね。講師の先生のおかげで、本当に助かりました。

Q. ほかに、就活で悩んだことはありますか?

就活中は、年齢の壁に悩むこともありました。

40代半ばになると年齢的に採用枠が少なく、なかなか納得のいく求人が見つかりませんでした。

さらに、条件に週3日または週4日勤務かつ、正社員または契約社員の雇用形態をマストに設定していたので難航しましたね。

4年前に就職活動をしたときと比べると見える景色が違っていて、「現実はこんなに厳しいんだ」と途方にくれました。

キャリアコンサルタントとの面談がターニングポイントに!

作業中に癒しを提供する猫ちゃん
Y.Nさんの作業中に癒しを提供する猫ちゃん

Q. 就活の悩みを乗り越えられたきっかけは何でしたか?

ジョブトレのキャリアコンサルタントの先生との面談が大きな転機になりました。

面談では、先生と一緒に今までの職歴の棚卸をしてもらいました。

話の引き出し方がとても上手な先生で、私自身も考えが整理されて、頭がクリアになりましたね。

とくに印象的だったのは、「年齢を重ねたからこそのキャリアを持っていることが逆に強みになる」と言われたことです。

Q. 「キャリアがあることが逆に強みになる」とは?

「就活でアピールできる私の強みはなんだろう?」と考えたときに、過去にさまざまな経験をしていると強みがぼやける感覚があったんです。

職歴ではアパレル業界が長く、店長やエリアマネージャーなどの管理職の経験もありました。

お話しているうちに、先生が「アパレル業界でやりがいをもって働けていたのは、人を育つ姿を見るのが好きなのでは?」と言ってくださいました。

その瞬間、私自身も「たしかにそうだ!」とピンと来て、視界が開けたような気持ちになりました。

将来自分が新しいことを始めたい人たち向けのシェアオフィスを起業したい想いが芽生えたのも、先生とのお話がきっかけでしたね。

Q. ほかにはどのような強みが出てきましたか?

私にも苦手なことや弱みがある分、誰かの弱みを活かすことも得意だとわかりました。

以前は、人前で自分の考えや気持ちをスラスラ話せないことがコンプレックスでした。

しかし、部下には自分と同じように話すのが得意ではない人もたくさんいたので、かえって相手の気持ちに寄り添うことができていたと気付いたんです。

例えば、面談ではゆっくり考える時間をあげたり「話足りてないことはあるかな?」と確認したりして、自然にフォローができていました。

今では「しゃべりが得意じゃないことも役に立つんだな」とポジティブに捉えています。

Q. キャリアコンサルタントとの面談のなかで変化があったんですね。

実は、今の職場の受付事務やコミュニティサポーターの仕事は初めてでした。

それでも、面談でキャリアコンサルタントの先生に「人をサポートするマネジメント職もありなのでは?」と提案されたのをきっかけに、現在の職場の求人が目に留まりました。

就活では、マネジメント職も視野に入れて求人検索の範囲を広げたり、逆に得意なスキルで狭めたりしたことで現在の職場が見つかりました。

自分のキャリアをあらためて見つめ直す機会になったので、ジョブトレを受けて本当によかったなと思っています。

ジョブトレを受講したことでスキルが広がった

イスを横取りする猫ちゃん
Y.Nさんのイスを横取りする猫ちゃん

Q. さまざまなスキルをお持ちのNさんですが、なぜ職業訓練を受講しようと考えたのですか?

職歴としては、アパレル業界での管理職や、個人でのネイルサロン経営などの経験があります。

しかし、「いろいろなことを幅広くできるけれど、広く浅く知っている状態」だったので、一つひとつの知識をさらに深く知りたい気持ちがありました。

例えば、Canvaは自己流で調べながら使っていましたが「もっと効率のいいやり方があるのではないか?」と考えていましたね。

前職を辞める前から「職業訓練を受けよう」と決めていました。

Q. ジョブトレを受講したきっかけを教えてください。

ジョブトレは、インターネットで職業訓練を検索をしていたときと、ハローワークの冊子を手に取ったときに目に入りました。

幅広いWebスキルやWebデザインを学びたいと思っていたので、ジョブトレのカリキュラムを見て私にぴったりだと思ったんです。

県内の通所型の職業訓練も調べましたが、オンラインで受けられるeラーニングコースのほうが個人的に安心感がありました。

Q. 実際にオンラインの職業訓練を受けてみていかがでしたか?

オンライン学習は私には合っていましたね。

自分のタイミングで学習を進められるので、時間を有効活用できました。

週1回の対面授業は、楽しくて1時間があっという間でした。

1週間のカリキュラムが豊富なので、受講期間中は忙しかった印象が強いです。

就活・課題制作・対面授業の準備を同時進行で進めるのが大変でした。

学んだことは仕事にもプライベートにも活きている

お誕生日パーティー
Y.Nさんご夫婦のお誕生日パーティー

Q. ジョブトレで学んだことは、どのような場面で活きていますか?

担当できる業務の範囲が広がりましたね。

職場では、イベントのチラシを作ることもあります。

Canvaだとできることに限度があるのですが、ジョブトレでPhotoshopやIllustratorの使い方を学んでから、より本格的な画像編集やロゴ作りができるようになりました。

また、SlackやGoogleドライブの使い方は役に立ちましたね。

職場ではSlackで情報共有をおこなうのですが、ジョブトレでメンションやDMの使い方を学んだので、入社後も周囲とスムーズにコミュニケーションをとれました。

Googleドライブのファイル共有も役に立ってます。

仕事のなかでわからないことがあると、ジョブトレのテキストを開きながらおさらいをしています。

これからも繰り返し取り組んで、スキルを定着させたいです!

Q. Webスキルがお仕事以外に活きている場面はありますか?

夫が経営している事業のサポートにも活きています。

最近では、会社のリニューアルにあたってロゴを変えるためにillustratorを使ったり、写真を編集するためにPhotoshopを使ったりしていますね。

ジョブトレで教えてもらったことを活かして、広告にもチャレンジしています。

授業では、技術だけでなく仕組みから学べたので、広告への理解が深まりました。

SNS広告だけでなく、イベントのプレスリリースを発信する広報のような仕事もしています。

Q. 事業のサポートまでされているとは!お忙しそうですね!

Webスキルを学んだおかげで、作業の効率が上がりました。

例えば、ホームぺージを作るときに、以前は手当たり次第にページを作っていたのを、

サイトマップの仕組みを学んでから全体を見ながら作れるようになりました。

他社サイトの構造を見ながら「このツールで作ったんだな」とわかったり「もっといいのができるかもしれない」と考えるのも楽しいですよ。

こういったスキルは教えてもらわないとわからないことなので、とてもトクした感じがします。

自分自身の経験を活かして開業する人を応援したい

Y.Nさんの職場のイベント風景
Y.Nさんの職場のイベント風景

Q. Nさんの将来の夢を教えてください。

今後やりたいことは、地元でシェアオフィスを起業することです。

私自身、ネイルサロン経営をしていた時期があるのですが、「開業してから利益が出るまでの期間の収入や集客はどうするの?」というところに最も苦労しました。

事業が軌道に乗るまでは、SNS発信やチラシ作成など、できることは自分でやって利益を確保することに必死だったんです。

そこで、個人でお店を開きたい人に対して、自分の経験を活かしてフォローできればいいなと考えています。

現在働いている職場も起業支援をおこなっているので、学べるところがたくさんあります。

起業してからも、会社で働きながら自分の事業をおこなうパラレルワークを続けるのが理想です。

Q. パラレルワークを目指す理由はなんですか?

会社員として生活の保証を確保しつつ、自分の好きなことも実現したいからです。

どちらもいいとこどりをできるのが、パラレルワーカーのメリットだと思います。

とくに女性は、環境の変化がキャリアに影響しやすいですよね。

たとえば、コロナ禍のサービス業では、営業時間が短縮されたときに会社員はお給料をもらえても、派遣社員は金額が減ったり契約を切られたりして立場が弱くなってしまいました。

そのようなときに自分の仕事が別にあって、月に数万円でも収入があれば安心できるのではないでしょうか。

会社員として働きつつ個人事業主としても働くパラレルワークが実現できると、もしものときの逃げ道を作れます。

多くの人に「会社に振り回されてつらい思いをするのではなく、自分の身を守る手段もあるよ」と伝えていきたいんです。

自分にとって心地よい働き方は実現できる!

パソコンで眠る猫ちゃん
Y.Nさんのパソコンで眠る猫ちゃん

Q. 最後に、この記事を読んでいる方にひとことお願いします!

世のなかにはさまざまな働き方があって、実際に実現することができます。

一般的とされる「会社員として週5日働く」「パートタイムで働く」という働き方だけではありません。

今は在宅でも働けますし、休日数や勤務時間も柔軟な働き方ができます。

副業を認めている会社はまだ少ないですが、就活をしていて「探せばあるな」と感じました。

自分にとって理想の働き方を実現できることを、多くの方に知っていただきたいですね!

ジョブトレでは広報担当者養成科の受講生を募集中です!

ジョブトレでは、Y.Nさんが受講された広報担当者養成科の受講生を募集中です。

最新の開催情報はLINEでお知らせしています。

ジョブトレが受けられるかどうかは、診断チャートで試してみてくださいね。

また、質問や気になることがあればお気軽にご相談ください!

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ライター

せらさとこ

せらさとこ

ジョブトレ公式ブログライター

ワークキャリア株式会社の求職者支援訓練事業「ジョブトレ」にて、選考試験面接官とSEOメディアの執筆を担当。過去に販売職から事務職への転職経験あり。読者の本音に寄り添いながら、疑問を解決できる記事を目指して日々奮闘中。

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