職業訓練は転職に不利?就職につなげる方法やメリットデメリットを解説
「職業訓練って、転職するのに不利なの?」
「職業訓練を受けて、就職できるか不安」
そんな疑問を持っていませんか?
結論からいうと、職業訓練を受けることは転職には不利になりません!
今回は、職業訓練が転職に不利にならない理由を解説していきます。
職業訓練を受ければ未経験からでも転職に必要なスキルが学べます。
「転職したいけどスキルがない」「なかなか転職先が見つからない」と悩んでいる方も、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、最近では完全オンラインかつ受講費無料で受けられる職業訓練があるんです。
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目次
職業訓練は転職に不利にならない3つの理由
職業訓練が不利にならない理由は以下の3つです。
①就職実績があるから
②キャリア形成期間であると説明ができるから
③就職支援のサポートがあるから
では、職業訓練が転職に不利にならない理由3つをひとつずつ一緒に確認していきましょう!
①就職実績があるから
厚生労働省の情報によると、令和3年度の求職者訓練の就職率(※実践コース)は60%。
平成23年度の求職者訓練の就職率は75.1%なので、この10年間で15%減少しています。
この数字だけを見てしまうと一見「就職活動に不利なのでは?」と思ってしまいますが、すべての訓練受講生に就職意欲があるかはわからないのも事実です。
就職する意欲がある人は、就職につなげていると見ることができるでしょう。
情報社会の現代において「給付金目当て」の方も一定数います。
制度が正しく活用されるように、就職することを前提に職業訓練を活用してください。
※実践コースとは、ITやデザインなどの専門性のあるコースのこと
参考:求職者支援訓練実績
②キャリア形成期間であると説明ができるから
ブランクが空くことで不安に思う方も多いと思います。
たしかに就職先によっては、職業訓練校に対してネガティブな考えを持つ会社もあるかもしれません。
しかし、どのようなスキルアップをして、仕事にどう活かすのかを説明できれば、職業訓練をキャリア形成に必要な期間と認めてくれる会社もあります。
転職に必要なスキルを身につけられたら、転職が不利になることはないでしょう。
そのためにも、転職先を意識したコースの選び方は重要になります。
③就職支援のサポートがあるから
転職活動がうまくいかなかったり、周りに相談できる人がいない場合、就職活動の不安も大きくなります。
職業訓練校では、スキルアップの他に就職サポートの体制が整っています。
身につけたスキルに応じて、就職先を一緒に考えてくれるのは安心感がありますよね。
また、職業訓練校の受講方法は大きく分けて「通い」と「オンライン」の2パターンがあります。
どちらも未経験から就職までをサポートしてくれる支援制度です。
オンラインで学ぶことが一般的になってきて「自宅にいながらスキルアップしたい」「日常に負担をかけずに学びたい」という方も多いのではないでしょうか。
株式会社ワークキャリアでは、職業訓練校としてWebスキルを学べるeラーニングコース「ジョブトレ」を開講しています。
ジョブトレでは、2〜3カ月間のカリキュラムを無料で、通学不要で就職に役立つスキルが習得できます。
未経験で在宅学習できるサービスなので、事情により外出が難しい方にはぴったりなサービスです。
職業訓練から転職につなげる方法
職業訓練校では、就職に必要な知識とスキルを身につけられるうえに、就職までの道のりをバックアップしています。
ここでは、職業訓練から転職につなげるために必要なポイントを押さえていきましょう。
①自分の進みたい就職先の方向性を決める
②自分に合ったコースを選ぶ
③学習をしながら就活をする
①自分の進みたい就職先の方向性を決める
職業訓練には、たくさんのコースがあります。
自分が進みたい就職先が、コースの方向性と合っているかを事前に考えておくことが大切です。
▼職業訓練で学べる内容の例
・パソコン、Web関連
・デザイン関連
・情報処理、プログラミング
・介護サービス
・広報、広告運用
・医療事務
・宅建不動産
②自分に合ったコースを選ぶ
興味関心があるコースを選ぶことは大切です。
自分に合ったコースを選んでください。
受けたいコースに悩んだ場合、今後の需要を見込んだスキルを選ぶことも大切なポイントです。
その際は必ず「訓練での学びを活かしてどういう企業に入れそうか」確認しておきましょう。
③学習をしながら就活をする
職業訓練校では、転職のアドバイスを受けられます。
就職支援をしてくれる人が周りにいる環境なので、孤独に感じることもありません。
実際の就職先での仕事をイメージしながら学習することで、スキルの理解度も上がります。
就職をするイメージを持った学習を心がけて、就職活動も同時にしていきましょう。
職業訓練が転職の不利になる場合
転職市場において、失業期間が長いことはマイナスの印象を受けることがあります。
ネガティブな印象を持たれないためにも、職業訓練が転職に不利になるポイントも押さえておきましょう。
積極的に学習をしない
受講生のなかには、積極的に学習をしなかったり、悩みを誰にも相談できず抱え込んでしまう人もいます。
その場合、結果的にスキルは身につかず、転職に活かせなくなります。
学習を続けることに違和感を持ったときは、すぐに運営会社や講師の方に相談しましょう。
ちなみにeラーニングで職業訓練が受けられる「ジョブトレ」では、月に数回オンライン相談ができる体制になっています。
人に話を聞いてもらうことで解決できる悩みもあります。
ひとりで抱え込まず、人に頼りながら就職活動を乗り越えましょう。
転職するビジョンが描けない
職業訓練を選択する前に、どういう仕事があるのか。
そのゴールを描いてから講義に臨むと、習得するポイントや必要なスキルの学習意欲も湧いてきます。
ぜひ、転職後のビジョンを持って受講することをおすすめします。
就職する意識が低い場合、職業訓練のカリキュラムを活かせないのも事実です。
とはいえ、失業期間があっても、スキルアップをした説明ができれば転職に不利になりません。
職業訓練を選択して後悔しないためには、このポイントをおさえておきましょう。
転職前に職業訓練を選択するメリット
転職をする前に職業訓練を選択するメリットはいくつかあります。
これから職業訓練校に通おうか悩んでいる方や、働きながらの転職活動がうまくいっていない方は、ぜひ参考にしてみてください。
メリット:①転職に活かせるスキルが無料で身につく
職業訓練校では、Webデザインやサイト制作など転職に活かせるスキルが無料で身につきます。
無料となると、講義の質が劣るのではと疑問をもたれる方いますが、そのようなことはありません。
有料級のカリキュラムを無料で受講できるため、民間のスクールよりお得な制度です。
また、eラーニング型求職者支援訓練の「ジョブトレ」ではチャットツールを活用しながら、日々の疑問を解消できたり、気軽に質問できる環境が整っています。
※コースにより、教科書代やソフトウェア利用料などが別途必要になる場合があります。詳しくは各コースの案内をご覧ください。
メリット:②悩みを話せる環境がある
ひとりで悩みを抱え込んでいると、どうしてもネガティブな感情が湧きがちです。
職業訓練校には、さまざまな年齢や経歴の人がいますが、みんな就職という同じ目標に向かっている仲間です。
お互い励まし合ったり情報交換することで「自分はひとりじゃないんだ」と実感できます。
また、転職活動が上手く行かない原因のひとつとして、スキル不足を感じている場合「勉強したほうが良いのかな」などの焦りや不安を感じることがあります。
職業訓練を受けながら転職活動をすることで、スキルの不安から解放され自信を持って就活に取り組めますよ。
転職前に職業訓練を選択するデメリット
職業訓練校には、スキルを身につけられるなど、メリットもたくさんありますが、デメリットになる場合もあります。
デメリットを確認して自分に合っている支援サポートなのか見ていきましょう。
デメリット:①生活に金銭的な不安がある
訓練受講中は、働いていた時と同等の収入は確保できなくなります。
金銭的な不安がある場合、学習に集中できずスキルを身につけることも難しくなります。
直近数カ月の生活に支障が出る場合は、受講することはおすすめできません。
しっかり学習をしてスキルアップができるように、お金の不安を取り除いておくことが大切です。
前提として金銭的な準備は必要ですが、訓練受講中は色々な手当や給付金を受けられる制度があります。
支給条件には制限がありますが、該当しているかこちらから確認してみてください。
参考:求職者支援制度
デメリット:②学ぶ意欲がなくなる可能性がある
職業訓練校のカリキュラムは、とてもタイトなスケジュールです。
学校へ通うように勉学に励み、さらには夜も復習・予習が必要になる場合もあります。
目標に向かって意欲的に取り組める人にはおすすめですが「やっぱりこのスキル学んでも意味がないかも」と思ってしまったら気分が滅入ってしまいます。
メンタルが不調になると学習意欲も低下します。
自分をケアしてあげることも覚えておきたいことです。
FAQよくある質問
「職業訓練は行かない方がいい」「後悔する」「おすすめしない」という意見もありますが、なぜですか?
職業訓練は、あくまで就職意欲が高い人への就職支援サポートです。スキルを身につけて転職する意志がないと、途中で挫折して後悔することになります。
サポート支援の体制は整っていますが、受講生の本気度が就職には重要なポイントです。
職業訓練に通いながら就職活動って中途半端になりませんか?
そんなことはありません。
スキルを学ぶことも重要ですが、目的は就職をすることです。
「企業にはどういう人材が必要とされるか」スキルを磨きつつ、積極的に就職活動していきましょう。
職業訓練と転職活動、どっちを優先したらよいですか?
人によって回答は異なります。
スキルを必要としない職種であれば、そのまま転職活動をしたほうがよいかもしれません。
ただし、転職先に必要なスキルが職業訓練校で学べるなら、前向きに職業訓練を検討することをおすすめします。
職業訓練を受けるべきか、このまま転職活動をするべきか悩んでいます。
転職活動がうまくいかない理由に、自身のスキルが関係しているのなら、職業訓練も選択のひとつです。
しかし、「職業訓練を受けたら就職できる」という発想で受講すると「行かない方が良かった」「行って後悔した」という結果になりかねません。
まずは自分のなりたい姿を想像して、必要だと感じたら職業訓練を選択するとよいと思います。
まとめ
職業訓練が転職に不利にならない理由を紹介しました。
最後に、職業訓練を転職に活かすポイントを3つにまとめます。
・転職するビジョンを持って学習する
・自分に合ったコースを選択する
・学習しながら就活をする
職業訓練を転職のための選択肢として、覚えておきましょう。
自分の希望するコースがあるか、経済的な余裕があるかなど、自身のタイミングに合わせて検討してみてください。
株式会社ワークキャリアでは、求職者支援訓練機構の認定を受けたオンライン完結型のeラーニングコースを開講しています。
他のブログでも、職業訓練に役立つ情報を掲載しているので、ぜひチェックしてみてください。
一覧へ戻る監修者
平原正浩
ワークキャリア株式会社 求職者支援訓練 本部運営チームリーダー
ワークキャリア株式会社の本部にて、職業訓練校「ジョブトレ」の運営業務全般を統括する。主な業務は訓練制度の把握や訓練運営体制の整備、開校申請など。
ライター
宇部佑一朗
Webライター兼業農家
千葉県鋸南町でブルーベリー農園を営みながら、Webライターとして活動しています。28歳の時、海外放浪を2年間経験。帰国後は鋸南町役場へ入庁。役場時代には雇用商工の担当で、公共職業安定所(ハローワーク)とマッチングイベントを館山や新宿で開催。現在は家庭の事情により農家へ転身。ジョブトレでは、再就職・転職について悩んでいる方に寄り添った記事を執筆していきます。